朝のヒグラシ

夏の早朝に録った、朝のヒグラシの声。自然の音を、休息の下地として。

ヒグラシは、日の出前と日暮れ、薄明かりの時間にだけ鳴く虫です。

これは、ある夏の早朝、午前四時の録音。カナカナという細い声が森いっぱいに満ちて、やがてそこへ、鳥の声がひとつ、またひとつまじってくる。ヒグラシと鳥と、朝へ向かう森。その数分を、切らずにそのまま持ち帰りました。

福島の里山、祖母の家のまわりで録った朝の音です。


効能をうたうものではありません。鳴っている音そのものが、休息の下地になるように。

ヒグラシの合唱(ループ) 1分半 ・ 途切れず回ります

澄んだ合唱だけを取り出し、途切れなく回るように仕立てました。流したまま、朝の下地に敷いておくための音。

0:00/1:30
朝へと流れる時間 約6分半 ・ ひとつづき

早朝四時、ヒグラシの声にやがて鳥がまじり、森がゆっくり朝へ向かっていく数分を、そのまま。腰を据えて聴くための音。

0:00/6:29

目を閉じて流しても、何かをしながら小さく敷いておいても。朝の森の音が、その日の休息の下地になりますように。

──どうぞ、しばらく、朝の森に。